令和7年度宮崎県市町村ボランティア連絡協議会 総会・役員研修会を開催しました!!投稿日 2025/06/03
5月31日(土)、標記「総会・役員研修会」を宮崎県福祉総合センターで開催しました。
総会では、①令和6年度事業報告及び収支決算報告、②令和7年度事業計画(案)及び収支予算(案)、
③役員改選についてご審議いただき、ご承認をいただきました。
今年度の活動方針は、以下のとおりです。
『アフターコロナの時代となり、様々な工夫を凝らしながら、新しい視点でボランティア活動と向き合う、
「つながりの形」を広めていく必要があります。これからも本会は様々な課題と向き合いながらも、会員の
活動振興と相互の連携、交流を図ると共に、活動の魅力を発信し、幅広い世代を対象にボランティア・市民
活動についての理解と関心を高め、新たな活動者の参加促進に努めていきます。』
その他の連絡事項として、「NPO法人延岡市ボランティア協会の解散に伴う退会について」、事務局より
報告しました。同協会は、昭和54年4月に設立後、ボランティアの支援・連絡調整、資質向上のための研修
・交流など46年に亘る様々な活動を展開してきましたが、ボランティア活動の市民活動としての浸透、物心
ともにバイアフリー化・ノーマライゼーションの広がり、会員の高齢化によるマンパワー不足等の理由により
6月末での解散を決定されました。
本会にも多大な功績を遺していただけたことに心より感謝し、最後の報告といたしました。
(ご参考:上記の件、令和7年5月28日(水)宮崎日日新聞にも掲載されております。)
また、役員研修会では、長年、地域のボランティア活動に携われている甲斐 惠子氏(宮崎県及び木城町
地域婦人連絡協議会会長)より、「人・地域をつなぐ」をテーマにした講演が行われました。
あるきっかけを通して、地域の現状・課題に気付いて「できる人が支え合う」活動を開始され、その後、
活動を通して人はつながっていくことを数々実践中です。その中で、「アサギマダラの応援」が新たな展開
のヒントとなり、更に「人・地域をつなぐ」活動がますます広がっています。
( ※アサギマダラ:旅する蝶と言われ、1,000km以上も海を越えて旅をする渡り蝶。多くの個体が、
秋になると南西諸島や台湾まで南下することは判明していますが、未だその生態は解明されて
いないそうです。 「ウィキペディアより」 )
その活動スローガンは「フジバカマ(苗)を庭先に植えてアサギマダラの中継地にしよう!!」。
具体例として、引きこもりがちな高齢者が外に積極的に出るようになり、しかも、健康的になったという
お話もあり、その活動の広がりが非常に興味深く、参加者誰もが共感していました。この活動を含めた様々
な活動は、新聞他メディアでも随時紹介され、県内では門川町でも「アサギマダラの応援活動」は広がりを
みせています。また、講話内容は映像や挿入曲にも大変工夫されており、次々展開されていく内容に各曲も
リンクしており、総じて、「ひとつのドキュメンタリー映画」を見ているようで、大変感動いたしました。
以上、お住いの地域におけるボランティア活動へのご理解・ご協力と共に「身近で誰もができる活動」に
ご一緒にご参加いただけましたら大変幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
※ 当日の様子はこちらにて ☞ 総会・講演会の様子.pdf
一覧へ戻る