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武将


暑くなりました。雨あがりの川、増水してますのでどうか泳がないでほしい。そう願った一日でした。

 地元の人は、川の水量と危険を知っています。しかし、遊びにくる人は、見た光景を普通に思う。増水している川の底は渦を巻いています。もがけばもがくほど引きずりこまれる自然の力にもっと恐怖を感じてほしい。そう思っております。

 さて、戦国時代のお話です。天下をとる為に戦という形で争いました。命をかけた決戦で、天下を取った武将は、当然のごとく敵の親族、家来もすべてを殺します。なぜなら、いつかは仇をとりに来ると知っているからです。しかし、ある武将が敵の生まれたての子を見て、どうしても殺すことができませんでした。皆の反対を押し切り、自分で育てることにしました。さて、どうやって育てたか。意外と計算された、恐ろしいものでした。

 まず、とてもかわいがります。そして、食べたいものを食べたいだけ食べさせ、武道や勉強など厳しいしつけは一切せず、好きなことを好きなだけさせたそうです。年月が過ぎ、当時の家来が、自分が仕えていた子孫を探し、そしてこの子を訪ねてきます。親の仇をと問う家来に、この子は答えました。「なぜ仇をとらねばならないのか。自分は十分幸せだ。いつまでも昔のことを語らず、今を語れ」と。年老いた家来は、希望を失い絶望し、今までの自分は何だったのかと、長かった辛抱の人生を悔いたそうです。そして、この子は、今でいう糖尿病でしょうか。わずかな人生を終えました。

 人それぞれ何を思うのかは違いますが、私が注目したのは、自分の地位を守る為に、いつかは自分を狙うであろう子孫や家来の心を根絶したこと。そして、赤子を殺す批判より、敵の赤子を助けた武将として世論を味方にし、その子の人生を確実に奪ってしまう。

 仕事がら特に注目したのは、子どもの未来を奪う子育て法です。好きなものを好きなだけ食べさせれば、当然病気になります。何も教えず、好きなことだけをさせれば、当然裸の王様になるでしょう。

 一見、やさしい子育てが、その子の未来を奪いかねない。私はそう感じています。

 子育ては、迷うものです。しかし、せめて我が子を裸の王様ではなく、社会に通じるように育てたいものです。川の増水もそうですが、知らないことは命の危険にもなります。だからこそ、しつけと教育を大切にしたい。何となくそう思っております。

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