サポートハウス虹

ブログ

生徒との時間


台風の後は暑い日が続きます。昨年の忙しさもどこへやら。今年は、穏やかな日々に驚いております。

 先日は、成長した生徒と飲みに行き楽しい時間を過ごしました。ありがたいのは、昨年自宅に押しかけご迷惑をおかけしたにも関わらず、ご両親の「帰りに寄られますか?」の言葉。ありがたいやら、恥ずかしいやら。恐縮した次第です。
 生徒との時間は、かけがえのない時間です。あの時朝早くから戦った生徒が、こうして立派に成長し大人になる。誰が我が子で誰が我が子ではないのか。いつの間にか、支援したすべての子が大切な存在となっています。
 そして、幸せな時間は続くもので、嬉しいニュースが連続します。2回目の一番です。どれだけ大変な思いをしての一番か‥。改めて、子どものもつ力に驚かされております。

 支援する時に思うこと。それは、生徒の名前です。どんな親も名前をつける時、願いを込めてつけます。その名前の意味を悟り、そして伝えること。もしかしたら、それが支援者のすべきことなのかもしれません。

 いつの間にか、支援した生徒や保護者に教えられ、仕事でありながら仕事でない世界がある。不思議と幸せを感じている今日この頃です。

子育て


 滝のような雨で、車が綺麗になりました。2年目を迎えた「わかば」。ありがたいことに、今年は機動力を活かし、北へ行ったり南へ行ったり。全スタッフがフル稼働で動いております。どこかで、わかばのスタッフに会われたら、励ましの言葉を頂ければ幸いです。

 さて、先日久しぶりにあるお母さんと話をしました。以前、支援を行った生徒の保護者です。無事高校に進学したものの、時折欠席を繰り返すとのこと。うまくいかない子育てに、勇気を出して電話をくれたのでした。
 話していると、内容もそうですが、お母さんの視点に驚かされます。以前は、子どもの声に左右されてたお母さん。今は客観的に我が子を見て、腹を立てている…。思わず出た言葉は、「強くなりましたね。」という言葉でした。真正面から子どもと向き合い、我が子の将来の為に戦うお母さん。私には、とてもかっこよく思えました。

 大丈夫ですよ。間違ってませんよ。そう声をかけながら、実は、ほっとした次第です。子どもは、現実から逃げないお母さんの姿を知っている。
 話しをしながら、立派なお母さんだなぁと、ニヤニヤしていた私でした。

 子育ての本は、実はないのかもしれません。同じ子どもは二人といないのだから。悩みながらも逃げずに向き合う。なんとなく、これが子育てなのかもしれない。私の方が教えられた出来事でした。

武将


暑くなりました。雨あがりの川、増水してますのでどうか泳がないでほしい。そう願った一日でした。

 地元の人は、川の水量と危険を知っています。しかし、遊びにくる人は、見た光景を普通に思う。増水している川の底は渦を巻いています。もがけばもがくほど引きずりこまれる自然の力にもっと恐怖を感じてほしい。そう思っております。

 さて、戦国時代のお話です。天下をとる為に戦という形で争いました。命をかけた決戦で、天下を取った武将は、当然のごとく敵の親族、家来もすべてを殺します。なぜなら、いつかは仇をとりに来ると知っているからです。しかし、ある武将が敵の生まれたての子を見て、どうしても殺すことができませんでした。皆の反対を押し切り、自分で育てることにしました。さて、どうやって育てたか。意外と計算された、恐ろしいものでした。

 まず、とてもかわいがります。そして、食べたいものを食べたいだけ食べさせ、武道や勉強など厳しいしつけは一切せず、好きなことを好きなだけさせたそうです。年月が過ぎ、当時の家来が、自分が仕えていた子孫を探し、そしてこの子を訪ねてきます。親の仇をと問う家来に、この子は答えました。「なぜ仇をとらねばならないのか。自分は十分幸せだ。いつまでも昔のことを語らず、今を語れ」と。年老いた家来は、希望を失い絶望し、今までの自分は何だったのかと、長かった辛抱の人生を悔いたそうです。そして、この子は、今でいう糖尿病でしょうか。わずかな人生を終えました。

 人それぞれ何を思うのかは違いますが、私が注目したのは、自分の地位を守る為に、いつかは自分を狙うであろう子孫や家来の心を根絶したこと。そして、赤子を殺す批判より、敵の赤子を助けた武将として世論を味方にし、その子の人生を確実に奪ってしまう。

 仕事がら特に注目したのは、子どもの未来を奪う子育て法です。好きなものを好きなだけ食べさせれば、当然病気になります。何も教えず、好きなことだけをさせれば、当然裸の王様になるでしょう。

 一見、やさしい子育てが、その子の未来を奪いかねない。私はそう感じています。

 子育ては、迷うものです。しかし、せめて我が子を裸の王様ではなく、社会に通じるように育てたいものです。川の増水もそうですが、知らないことは命の危険にもなります。だからこそ、しつけと教育を大切にしたい。何となくそう思っております。

お知らせ


さて、今日は講演のご案内です。本年度も「わかば」主催の講演会を予定しております。11月17日金曜日、午後より開催予定です。会場等の詳しい情報はその都度お知らせ致します。

今年は、またまた私の師匠であります九州保健福祉大学の准教授、横山裕先生をお招きし、これからの支援についてお話頂く予定です。そして、本年度は、これまで支援を受けた子どもや保護者にも参加して頂き、当時の思い、そして今なにを思うのか。本音のディスカッションを予定しております。定員は200名です。支援者、先生、保護者など、参加者の条件は問いません。たくさんの参加をお待ちしています。

さてさて、当事者だった人、保護者の方。私も何か言いたい!という方がいらっしゃったら、メールで立候補を受け付けます。とても勇気がいることですが、これを機会に前進していきたいと思われる方。ご連絡ください。現在1名の不登校経験者と、保護者の1名が名乗りをあげてくれました。現実の苦しさを伝えるいい機会になればと思っております。

最初で最後の機会かもしれません。是非、私たち支援者も知っておくべきだと考えております。

皆さまの勇気を、進行形の保護者にいただきたい。そう願っております。

1番


 雨ですね。早いものでもう梅雨入りしたそうです。

 さて、今日はあまりにもうれしすぎてパソコンに向かっております。

 夕方1本の電話が入りました。以前支援した生徒からでした。最近行われたテストでなんと学年で1番だったという報告の電話でした。「よく頑張ったね」と声をかけながら、きっと寝ずに勉強したのだろうと、涙した次第です…。

 この生徒と初めて会った時、つい「私を待っていたんだね」と声をかけたことを今でも覚えています。なぜこの言葉が出たのかわかりませんが、出口を探している、そんな気がしました。モデルのような体系と大きな目をした綺麗な子。なぜ、こんな子が自信をなくし、人生をあきらめているのか。腹立たしい思いをそのままその子にぶつけました。「もったいない」ただそれだけで、私は、学校に連れて行った気がします。

 理由はわかりませんが、なぜかその子は、ただ私を信じてくれました。苦しかったであろう私との約束も必ず守り、支えるご両親もすべてを任せてくださいました。

 凄いものです。2年間のブランクを経て、1番です。もっともっと胸を張ってください。なんでもいい。1番は本当に難しいものです。自分との闘いに勝ったことをほめてくださいね。

 ちなみに、この子への助言は、「笑わないこと。しかし、1日5回まで笑っていい」でした。

 批判がありそうですが、この生徒のみへの助言です。こんな助言もありかと思っております。

 最後にあなたへ。よく頑張りました。しかし、まだまだスタートしたばかり。厳しいですが、「継続は力なり」です。大田原は、欲深く今後の報告を待っております。まだまだ強くなれ。上へ上へ。

サイト内検索

キーワードを入力して「検索」ボタンを押してください

プロフィール

 子どもに関する問題(不登校、問題行動)を解決し、結果を出す団体です。不登校は、再登校支援を行い学校へ戻します。保護者と一緒に本気で取り組む専門家の団体です。

最近の記事

最新のコメント

これからのイベント

イベントの登録がありません。